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イヴの最中、伝令を受けて行なっていたのは新商品の撮影でした。
天井に製品を吊り下げ、何度も付け替えては撮影するという、過酷な任務でした。
しかも午後の早い時間までに完了せねばならず、時間的な余裕も全くありません。
多くの被害者が予想されたため、下のような撮影用の大掛かりな武器を作って挑んだわけです。
なので、実際撮影自体はスムーズに進んで行きました。
が、これといったトラブルもないのに常に追いまくられ、
逼迫した状況は一向に好転しません。
途中で気づきました。
そもそも時間が足りな過ぎる…。
次から次へと待ち受ける製品群。
こ、この数は…。なんて過酷な戦いなんだ。
無限の列車で夢を見ていたに違いありません。
そんな時、誰かがこう言ったのです。
「俺は俺の責務を全うする!ここにいるものは誰も死なせない!!」
するとまた誰かが
「俺は如何なる理由があろうとも鬼にはならない!」
しかし皆もう鬼の形相です。もはや鬼撮隊です。
「全集中の呼吸」の技術もないのに、全集中でやらざるを得なく、
最後まで肺の呼吸だけで何とか乗り切り、
最後は虫の息でした。
それはさておき、新商品の『天吊りボーダー』。
年明けに伝令が出るまで、しばし待たれよ!