技術紹介 No.4
- ーステンレス特殊塗装ー
- 銅ブロンズ仕上げの
柱巻きショーケース
L'Appartement DEUXIEME CLASSE
ご依頼から施工まで
設計者様が描いた青山の高級ブティックの図面。
当初は屋外フェンスと門扉のご依頼を受けていましたが、内装の金物にも対応できるため一緒の受注となりました。今回はその中の柱巻きショーケースを紹介します。
方向性の決定
提案図やスケッチを用いて、方向性を定めていきます。
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ケース内の棚は展示物によって高さを変更するため、可動できるROYAL社スリットパネルを底目地部分に使用することを希望。また先方の図面では長丁番での扉の開閉となっていましたが、図面化したところ、スリットパネルが影響して不可能と推測されたため、新たな提案を行いました。
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開閉機能について新しく提案した4案。
設計者様からのチェックバックなどを経て、細部を一つひとつ決定していきます。
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最終的には、丁番が隠れ、なおかつ扉との隙間がなるべく小さくなる、ヒンジを使用した案に決定しました。
最終決定
最終決定した内容を設計図面に落とし込んでいきます。
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[左] 開閉、扉位置関係を確認するための製作図。
[右] 通常は丁番として使用しないボルトを軸にして、開閉機能化させました。こうした図面で判断しにくい部分もイラストで補足します。
製作図面をもとに自社工場でパーツごとに製作。今回は設置まで当社で行うため、業者進行担当者が同行し作業社に指示をして施工します。
音やにおいの制約があったため、夜間工事にも対応しましたが、スムーズに進めることが出来ました。