技術紹介
技術紹介 No.3
- ースチール製建具の開閉と防水の技術ー
- 屋外と室内の
スチール製滑り出し窓付サッシ
渋谷区「HECKEL SHIBUYA」
ご依頼から施工まで
リビングの間口いっぱいに広がるインナーテラスや、寝室・リビング間にサッシを設置する案件。希望されている引き戸本体の見付(正面から見える幅)が、既製の鋼製建具や木製では製作し難いため、スチール製での特注対応となりました。なお依頼図面では、詳細な部分でいくつかの不明点が見られたので、密な打ち合わせをして具現化させていきます。
先方から頂いたパース画や平面図。ここから先方のイメージを具現化していきます。
方向性の決定
提案図やスケッチを用いて、方向性を定めていきます。
現地にて打ち合わせを行い、その内容をスケッチして、提案を行いました。滑り出し窓の動作等、希望される機能の確認を行います。
セミエアタイト、パラレル型なドアクローザー(DC)などを使用することを平面図にて説明。
設計者様からのチェックバックなどを経て、細部を一つひとつ決定していきます。
[室内]
サッシの格子部について寸法指示をいただきます。
[室内]使用したドアノブ図。
[屋外]こちらは平面寸法の指示になります。
[屋外]
DCはレトロなデザインのものに変更しました。
最終決定
最終決定した内容を製作図面に落としこんでいきます。
[室内]製作図。
[屋外]扉の詳細製作図。変更されたDCも図面に入れ込んでいます。
[屋外]開閉部の縦断面詳細の製作図。
[屋外]製作図。
製作図面をもとに自社工場で製作し、設置まで当社が行ったため、業務進行担当者が同行し作業者に指示をしています。全行程で3週間程の製作期間でした。