ロートアイアンの魅力
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ヨーロッパの街並みを再現する
ロートアイアンの魅力
ヨーロッパ建築の装飾に欠かせない題材
ロマネスク、ゴシック、ロココ、ヌーボー…。ヨーロッパには、それぞれの文化を彩ってきた様々な建築様式があります。 しかし、建築様式が変わっても変わらないものがあります。それが、フェンスや門扉、階段やベランダの手すりなどの装飾用建材として用いられるロートアイアン(Wrought Iron)です。
明治維新後、広くヨーロッパ文化に接するようになった日本は、先進文化と共にその美しさを積極的に取り込みはじめ、さまざまな建築物を建設しました。 残念ながら現存するものは少なくなりましたが、近年では、東京駅の修復をはじめ明治・大正時代の建築物が改めてスポットライトを集めるなど、西洋風建築への憧れは枯れることなく脈々と流れています。
そして今、建物や街並みにヨーロッパ文化の風合いを施すために、また、ゲストハウスウエディングの式場やテーマパーク、あるいは商業施設などにおいて非日常空間を演出するために欠かせない建材として、 ロートアイアンはその存在感を高めています。
設計者を刺激する手づくりによる自由な造形
なぜ、いつの時代もロートアイアンは人々の心を魅了するのでしょうか。
ロートアイアンは、「加工した・鍛えた・細工した鉄」という通り、棒状の鉄を熱し、ハンマーで叩いて、原寸大のデザイン図に合わせて曲げたり、ひねったりして様々な形を組み上げていきます。 それはまさしく手づくりの工芸品と言ってもよいでしょう。
手間暇をかけた手づくりによるねじりや曲線による自由な造形と、アイアンならではの質感や味わいは、設計者の創造性を刺激し、それが形となった時に人々は感動を覚え、その心は魅了されていくのではないでしょうか。
私たちは、手づくりによるロートアイアンを自社工場で製作することで、その技術を事業の中核に据え、お客様の多様なご要望にお応えしています。 またその一方で、鋳鋼という鉄を利用した鋳物による葉のレリーフや矢じり等を組み込んだ低価格の製品を提供し、汎用性を高め、より広くロートアイアンの味わいを知っていただくよう努めています。
ヨーロッパの街並みの再現を目指して
ヨーロッパの都市を訪ねると、石畳の敷かれた道の両側に築何百年という石造りの家と新築のレンガ造りの家が、違和感なく立ち並ぶ風景に出会います。
そこに時代をつなぐロートアイアンの魅力があります。
また、ロートアイアンの看板に誘われて街角のパブをのぞいてみると、大型テレビに向かってひいきのサッカーチームを応援する人々の姿が見えます。 何かあるとパブに集まり、政治や経済、スポーツや芸術について談義する風景は、ヨーロッパ各地ではごく一般的なものと言えるでしょう。そこには人々の豊かな暮らしや精神性、文化が感じられます。
私たちが目指しているのは、ロートアイアンを通じて、日本にいながらヨーロッパの文化や精神性、あるいは日本では日常感じられない独特の雰囲気を味わえるような空間を演出するお手伝いです。
そのために、従来からの門扉やフェンス、フラワーボックスをはじめ、街並みの再現をテーマにサインや街灯など多岐にわたる商品の開発を進めています。 また同時に、ロートアイアンのトータルメーカーとして、積極的な設計協力を進め、設計者やユーザーの皆様に笑顔と感動をお届けしてまいります。
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